新城・勝手に応援隊 › 2019年12月18日
2019年12月18日
鳳来中学校の共育駅伝

鳳来中学校(生徒数193人)の「共育(ともいく)駅伝」が18日、園児や小学生、住民らの応援の中、学校と学校周辺をコースに行われました。
駅伝は、1チーム(7~8人)が7区を走ります。グラウンドを中継点とし、1区間は約1600㍍。生徒らの21チームに2チームが加わり、合計23チームで行われました。
開会式で、中島隆文校長が「走る時は苦しいが、地域の温かい応援を受け、仲間とともにがんばり、笑顔で走りきってほしい」と選手を激励しました。
春を思わせる日差しを浴びながら、選手らは起伏の激しいコースを園児や小学生、保護者、住民らの応援を受けながら快走しました。コースでは、長篠こども園の園児たちも「がんばれ」「がんばれ」と大きな声で応援していました。
生徒会長の内山紗那さん(14)は「応援がたくさんあって、走っていて気持ちよかった。小さい子の応援があるとよけいにがんばれる。笑顔でゴールできた」と満足そうに話しました。
「地域と一体化した行事に」との願いで5年前から始まったこの駅伝には、2年目から共育を推進する市教委・地域振興課職員チームが連続参加。さらに、地元鳳来中部小学校6年男子チームも加わって盛り上げました。




2019年12月18日
東郷中の屋内体育館掲示の校歌を揮毫(きごう)

東郷中学校(藤原栄司校長・生徒数239人) で16日、新城市文化協会書道クラブ会長の書家・金子華石(賢次)さんにより、来年10月完成予定の屋内運動場に掲示する校歌の揮毫(きごう)が行われ、全校生徒がその様子を見学しました。
取り壊しが終わった旧体育館には、今から35年前(1984年)に勝楽寺の佐藤泰惇住職(元同校同窓会長)が揮毫した校歌が掲示されていました。ただ、雨漏りなどにより傷みや汚れが激しかったため、学校と同窓会が佐藤住職と同じ川路在住で東中卒業生でもある金子さんに揮毫を依頼しました。
図書館の床に用意された越前特別和紙は、縦1・5㍍、横4㍍。事前に練習もしたという金子さんは、休憩も入れ1時間余りで3番までの校歌を書き終えました。クラスごと順に見学した生徒たちは、緊張感漂う中食い入るように筆の動きを見つめていました。
「これまでこの校歌に励まされてきた」という金子さんは「気合120%。後輩の子どもたちに、校歌を胸に、元気に、諦めないで歩んでほしいというエールを込めて書いた」と微笑んでいました。
藤原校長は「子どもたちは校歌の重みを感じてくれたと思う。卒業しても、きょう見たことを思い出してほしい」と話してみえました。
校歌が書かれた和紙は、来年1月10日に裏打ちされ、これまでと同じ額に収められる予定です。