新城・勝手に応援隊 › 2018年08月19日
2018年08月19日
お正月しめ縄飾り用のわら天日干し

「お正月しめ縄飾り」づくりに向けて、シルバー人材センターのしめ飾り作り班会員(14人)による天日干し作業が17日、18日に長篠のふれあいパーク駐車場で行われました。
しめ縄飾り作りの準備は早い時期から始まります。5月に会員所有の休耕田(約1反=約10㌃)に、しめ縄飾りの材料のわらに最適といわれる伊勢錦(イセニシキ)を植え、8月に入りまだ穂のできていない青々した稲を刈り取ります。その後、晴天の日に刈り取ったわらを広げ、2日~3日間天日干しをして水分を減らします。
今年は天候の影響で生育が悪かった稲ですが、7月終わりから順調に回復。例年以上の出来となったそうです。
17日刈り取られた稲はすぐに駐車場に運ばれ天日干し。大量の稲を天日干しし、半日で裏返す手返し作業を行います。直射日光を受けての作業で会員らは汗びっしょり。好天に恵まれ、乾燥した風も吹き、天日干しは2日間で終わりました。
天日干し後は、わらの選別作業。手に握れるほどの量を束にし、ハカマと呼ばれる不ぞろいな部分を取り、同じような長さのわらに揃えていきます。8月はこの地味な作業が鳳来支所で続きます。
お正月用しめ縄飾りは、一般家庭用の既成サイズのものから、細かにサイズの指定のある神棚用、神社用の大きなしめ縄まで様々。昨年始めたしめ縄リースも好評。
注文は10月27日(土)に行われる「しんしろシルバーまつり」を皮切りに開始されます。

2018年08月19日
新城薪能(たきぎのう)

文化会館完成の1990年を機に始まった新城薪能(たきぎのう)は、今年が29回目。
昨日18日、新城文化会館小ホールで新城の町衆(新城能楽社、新城狂言同好会、東三喜多会)40人余りによる新城薪能(新城市、市教委主催)が開催されました。
薪能は全国200か所ほどで行われています。その中で新城のようにシテ方、ワキ方、囃子方、狂言方すべてが素人というのは珍しく、新城市の自慢の一つです。
昨日は、能の「葛城」、狂言の「梟山伏」「二人袴」のほか、「仕舞」「連吟」なども披露され、会場から大きな拍手が送られました。ユーモアあふれる狂言では、大きな笑いが起こりました。


