新城・勝手に応援隊 › 2019年10月17日
2019年10月17日
設楽警察署が特殊詐欺被害防止キャンペーン

設楽警察署は年金支給日に合わせ15日、豊根村上黒川の豊根郵便局で、金融機関と連携し特殊詐欺被害防止を呼びかけるキャンペーンを実施しました。
特殊詐欺被害絶無を図るこのキャンペーンには、署員と署員がふんした犯罪抑止戦隊シタラレンジャーのレッドが参加しました。
署員らは、30人ほどの来店者に特殊詐欺被害防止啓発のチラシとグッズを配布し「いつでも、どこでも、だれでもあう詐欺被害。気をつけてください」と注意を呼び掛けました。
来店者らはレッドの姿に驚きながらも、「気をつけるでね」と笑顔でチラシを受け取っていました。
署によると、管内の特殊詐欺認知件数は一昨年からゼロ。ただ、架空請求ハガキの相談は頻繁にあるそうです。


2019年10月17日
[杉山の戦国時代」湯浅資料館長の講演

杉山公民館主催の講演会「杉山の戦国時代」が13日、杉山公民館で開催されました。戦国時代の杉山地区を知ろうと設楽原歴史資料館の湯浅大司館長を講師に迎えたこの会には、30人ほどの杉山住民が集まりました。
市の西部地区にある杉山地区。東には長篠城、西には野田城など、よく知られた城跡があります。1500年代の戦国期は、今川、徳川、武田などの武将の動きにより力関係が大きく変遷ました。湯浅館長は「正しいかどうかは検証していく必要がある」と前置きしながら、大化の改新の頃からのこの地域を綴った千郷村誌をもとに、その頃の杉山地区について講演しました。
杉山地区にあった端城と道目記城、周辺の寺や神社との関わり、戦国期の勢力関係と動きなどについて、住民も知らない多くの話が語られました。住民の皆さんは、うなずきながら真剣に聞き、講演後は次々に質問していました。講演時間は予定を超える2時間となりました。
中山清氏館長は「戦国の豪族たちが、この時代生きて行くことがいかに大変だったか、あらためてわかった。良い話が聞けた」と感謝していました。
湯浅館長は「こうした講演をきっかけに、地元の人の中から地域の歴史掘り起こしの動きが始まり、調べたことが地域の中で伝承されていくと良い」と話しました。