新城・勝手に応援隊 › 2016年05月19日
2016年05月19日
川路郵便局でツバメが子育て
ツバメが家の軒下などに巣を作るのは、人がいると、天敵のカラスやへびが寄りつかないからで、人にとっても、ツバメは害虫を食べてくれる「益鳥」です。ツバメは「人と自然の共存の象徴」。
このところ、ツバメが飛び交っている光景をよく見かけます。
JR飯田線三河東郷駅近くの川路郵便局では、先週12日頃からツバメの子育てが始まっています。国道を走る車は気にせず、郵便局に出入りするお客さんを避けながら親鳥が慌ただしく餌 やりに出入りしています。
日本野鳥の会が先週9日、全国の都市部や市街地で、ツバメの子育てが困難になりつつあるという2013~15年の観察調査結果を発表しました。ヒナがカラスなどの天敵に襲われる危険のほか、都市部では人が巣を撤去してしまうケースが目立つといいます。さらに、都市部での子育てには水辺環境と緑地が必要だとしています。
今は田植えのシーズン。水場が多く虫もたくさん飛んでいます。新城市などの農村部はツバメの子育てには最適。
川路郵便局では、5年ほど前に玄関の防犯カメラ上にツバメが巣を作り、その巣を使い毎年この時期子育てをしているそうです。
ツバメのヒナは孵化してから20日前後で巣立つというので、巣立ちは今月終わりか6月初め。巣立ちが早いですね。

