2024年10月20日
田辺一邑講談会「鳥居強右衛門と長篠設楽原合戦」開催
山吉田地区の名所や歴史をPRしようと有志で活動する柿本城武将隊(荘田末雄隊長)が11月10日、地区の下吉田公民館で講談師・田辺一邑(たなべいちゆう)さんによる講談「鳥居強右衛門と長篠設楽原合戦」を聴く会を開きます。開演は午後1時で入場無料。
1575(天正3)年、長篠城主・奥平貞昌の家臣・強右衛門は、武田勝頼軍に包囲された長篠城から、織田信長・徳川家康に援軍を要請する使者として派遣されました、任務を果たした帰りに武田軍に捕らえられました。武田軍の命令に反し「援軍は来るぞ」と味方に大声で伝え磔(はりつけ)にされてしまいます。これを講談協会所属で故郷浜松市を中心に活躍する田辺さんが講談に仕立て演じます。
一邑さんの講談前には、一邑さんの弟子・田辺一記(かずき)さんが、講談「大久保彦左衛門鳶ヶ巣山初陣」を演じ、奥三河ふるさとガイドの高田孝典さんが「長篠に賭けた英雄たちの野望と思惑」のテーマで講話します。
武将隊は、NHK大河ドラマ「女城主直虎」放映前に、井伊家ゆかりの柿本城を盛り上げようと2016年結成されました。講談会の開催は、これが3回目。
荘田隊長(69)は「長篠の戦いから来年450年。講談を聴く機会はあまりないと思うので、大人から子どもまで、多くの皆さんに楽しんでいただきたい」と来場を呼びかけています。
【問い合わせ】 荘田隊長 ☎090―7021―8953