2024年10月25日
河合さん宅で過去最多100輪の「月下美人」開花
一夜限りの花を咲かせる「月下美人」が23日夜から24日朝にかけて、臼子の河合眞次さん(76)文代さん(75)夫妻宅で、約100輪の純白の大輪を咲かせました。17年で過去最多だそうです。
河合さんは16年前に鉢を知り合いから譲り受け、植え替えをして現在7鉢を栽培しています。毎年7月から9月にかけて数回、同じ日に一斉に花を咲かせます。
今年も7,8、9月と咲きましたが、数は50輪を越え例年より多かったそうです。10月に咲くことはこれまでほとんどなかったそうですが、今回は下旬と遅く、数も多かったということです。最も多い鉢には20輪以上の花がつきました。
眞次さんは「これだけ咲くのは初めてでびっくり。花も大きい。暑い日がずっと続いているからだろうか」と驚いています。
純白の花は、独特の甘い強い香りを放ち、庭にはその香りが漂っていました。
サボテン科の常緑多肉植物の月下美人は、メキシコの熱帯雨林地帯が原産地で、夜に開花し翌朝までにしぼんでしまいます。夜咲くのは、夜行性のコウモリに受粉を助けてもらうためと言われます。
花をいただいたので、家で花瓶に入れました。夜中はきれいに咲いていましたが、朝にはもう枯れていました。