新城･勝手に応援隊

　未舗装の林道や自然道を走るダモンデトレイル３時間耐久トレイルレース(一般社団法人ダモンデ主催)が20日、新城市の愛知県民の森で開催され、１９０組約６００人が紅葉間近の林を駆け抜けました。
　大会は、一周約２・５㌔の起伏のある特設コースをソロ、チームで３時間周回するトレイルランで、参加者らは前日の雨で滑りやすくなった坂道や川沿いの道を自分のペースで走りました。仮装した参加者も多く、それぞれにレースを楽しんでいました。コース途中には多くのスタッフが鳴り物や大声で応援し、会場全体が温かい雰囲気に包まれていました。
　兵庫県加古川市から息子の良多さん(小６)、親戚らと初めて参加した宮武容子さんは「気持ちよく走り、いい経験になった」と話し「よかったので、これから家族の定例行事にしたい」と笑顔でした。
　大会は「初心者でも気軽に参加できる」として人気があり、毎回出場するランナーも多いです。今回はファミリーの参加者が多かったようです。スタッフや出店者も増え、今回は２００人ほどでした。
　ダモンデの有城辰徳さん(47)は「大会は９年目18回を迎えた。地域のまつりになるといいと思って始めたが、回を追うごとにスタッフや選手が多く集まるよき交流の場に育っている」と喜んでいました。