2024年07月27日
きのうは宅施食会(たくせじきえ)でした
萬福寺のご住職が檀家を順に訪れお経を上げてくださる宅施食会(たくせじきえ)が始まっています。きのうは我が家の順番でした。
お施餓鬼(おせがき)とは、お盆の時期に行われることが多い仏教行事の一つで、曹洞宗では施すものと施されるものの間に尊卑貴賎があってはならないとして「施餓鬼」という言葉を使わず「施食会」(せじきえ)と呼ばれるそうです。
萬福寺は曹洞宗ですので、「施食会」を使います。
★餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。
お盆には亡くなった祖先や家族たちの供養を行うのと同時に、餓鬼の供養も行って徳を積むことで自分にも救いがあるとされています。