2019年07月22日
とみかわやのパキラ初めて実をつける

1999年12月のオープンから20年を迎える新城市の老舗和菓子店・とみかわや(今泉寿凰社長)の杉山店に置かれている観葉植物のパキラが同店では初めて実をつけました。
実をつけることはあるパキラですが、実を見ることはあまりないことから、来店者は「珍しい」と驚いています。
観葉植物として人気の高い中南米が原産地のパキラ。
杉山店では開店祝いとして贈られた1㍍ほどのパキラを世話し続けたところ、2㍍50㌢ほどに成長しました。
この5月、合歓の木の花に似た白い花が一夜だけ咲いて落ちたそうです。その後緑色の実を3つ付け、実は直径5㌢、長さ10㌢ほどに成長しました。
世話をしてきた店員の牧野孝子さん(66)は「初めてのことで驚いています。いいことがあるといいですね」と笑顔で話します。
今泉寿凰社長(72)は「地域密着の店として、地域の皆さんに支えられてここまでやってくることができた。3つの実は、店の成長と重なる」と喜んでいます。
熟した後の実をどうするかは、今後検討するということです。食べる人もいるようですが、若干の毒もあるようです。