2017年04月19日
鏡岩下遺跡出土品194点が市有形文化財に
鳳来寺が所有する鏡岩下遺跡出土品194点が3月23日に新城市の有形文化財に指定されました。
鏡岩下遺跡の出土品については、平安時代末期から江戸時代初頭に経塚が造営され、骨片を埋葬する中世墓となり、室町時代に鏡納が始まり江戸時代に最盛期を迎えたとされています。
鳳来寺は、本堂をはじめ、寺内で度々火災が発生し文書史料の多くが焼失しており、発見された考古資料は、鳳来寺が薬師信仰の霊場に変容したことを知る貴重な資料となります。
★新たに指定をした文化財194点の内訳
(1) 土器類
灰釉陶器の碗1点、渥美窯産44点(経筒外容器、山茶碗、小碗、小皿、蔵骨器、瓶子)瀬戸窯産23点(四耳壺、小型三耳壺、瓶子、水注)、常滑窯産11点(小皿、小玉縁口縁壺、広口壺、蔦口壺)、中国産磁器5点(合子、白磁壺)、土師器皿3点、
(2) 金属製品
鏡33点(平安時代12、戦国時代7、江戸時代14)、青銅品1点(六器)、鉄製品14点(提子、短刀身、刀子、鏃、キセル)、銅製品2点(鏡筒底蓋、五鈷杵)、銭貨29点、
(3) その他
石製品2点(紡錘車、石仏)、木製品7点(漆製品など)、木炭3点、骨片11点、瓦1点(桟瓦)、ガラス製品4点(小玉)




鏡岩下遺跡の出土品については、平安時代末期から江戸時代初頭に経塚が造営され、骨片を埋葬する中世墓となり、室町時代に鏡納が始まり江戸時代に最盛期を迎えたとされています。
鳳来寺は、本堂をはじめ、寺内で度々火災が発生し文書史料の多くが焼失しており、発見された考古資料は、鳳来寺が薬師信仰の霊場に変容したことを知る貴重な資料となります。
★新たに指定をした文化財194点の内訳
(1) 土器類
灰釉陶器の碗1点、渥美窯産44点(経筒外容器、山茶碗、小碗、小皿、蔵骨器、瓶子)瀬戸窯産23点(四耳壺、小型三耳壺、瓶子、水注)、常滑窯産11点(小皿、小玉縁口縁壺、広口壺、蔦口壺)、中国産磁器5点(合子、白磁壺)、土師器皿3点、
(2) 金属製品
鏡33点(平安時代12、戦国時代7、江戸時代14)、青銅品1点(六器)、鉄製品14点(提子、短刀身、刀子、鏃、キセル)、銅製品2点(鏡筒底蓋、五鈷杵)、銭貨29点、
(3) その他
石製品2点(紡錘車、石仏)、木製品7点(漆製品など)、木炭3点、骨片11点、瓦1点(桟瓦)、ガラス製品4点(小玉)


