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2023年05月07日
「こども農学校」田植え体験・・・三遠ネオフェニックスの元選手・鹿毛誠一郎さんも参加
JA愛知東(海野文貴組合長)が主催する「こども農学校」の田植え体験がきのう6日、新城市四谷の千枚田で行われ、素足の子どもたちが時折小雨が降る中、雨具をつけてミネアサヒの苗を植えました。
この日参加した70人ほどの子どもたちは、雨を気にする様子もなく、水田の泥に足を取られながらもていねいに苗を植えていきました。田植えには、プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」の元選手・鹿毛誠一郎さん(地域プロモーション本部長)も参加しました。参加3年目となった鹿毛さんは「子どもたちが笑顔で元気になる手伝いができてうれしい。地域を盛り上げる活動を試合と同じくらい大事にしたい」と話し、泥だらけになって一緒に作業していました。
田植えは1時間ほどで終わり、6枚の棚田約5㌃に稲の苗がきれいに並びました。
東郷西小6年の中澤蒼七さんは「泥を踏んだ時気持ちがいい。去年中止だった稲刈りをするのが楽しみ」と話し、鳳来中部小4年の和田絢菜さんは「お米ができたらシチューにしたい。農学校は6年生までずっと来たい」と活動を楽しんでいました。
稲が順調に育てば、9月中旬に稲刈り、10月には脱穀を体験します。収穫した米は「こども八百屋さん」として子どもたちが自ら販売する予定だそうです。
こども農学校は、JA愛知東管内の小学3~6年生を対象とした通年型(年10回)の農業体験イベント。19年目を迎えた今年度の農学校には、管内の小学校14校から73人の児童が参加し、4月16日には開校式が行われました。これから12月まで米や野菜の植え付けや収穫、カレーづくりなどの調理体験を通して、農業や食べることの楽しさ、大切さを学んでいきます。
四谷千枚田では、田植えがかなり進んでいます。