2024年05月05日
前日祭「長篠合戦のぼりまつりin医王寺」開催
長篠城址周辺できょう5月5日開催の第59回「長篠合戦のぼりまつり」の前日祭としてきのう4日、医王寺で「長篠合戦のぼりまつりin医王寺)」(同実行委員会主催)が開かれ、法要や演奏会、フード販売などが行われ、多くの人でにぎわいました。
寺は長篠城址から北約500㍍にあります。11時30分から戦没者供養位牌と勝頼戒名「景徳院殿頼山勝公大居士」位牌を前に、両軍戦没者供養法要が行われました。
その後快晴の空の下、紅太鼓、黄柳野高校和太鼓部、桜丘高校和太鼓部、長篠陣太鼓有志で組む妙音傳(みょうおんでん)、長篠陣太鼓中学部による太鼓演奏や音大生によるトランペット五重奏が披露されました。暑い太陽の日差しが照りつけ、演奏者らは汗びっしょりでした。
桜丘高校生ら80人は、顧問の山口憧士教諭らが作曲した「長篠」など6曲を演奏し大きな拍手を浴びました。
会場にはキッチンカー13台が並び、来場者らは、団子、かき氷、寿司、ジュースなど飲食も楽しみました。
前日祭は、のぼりまつり開催50年を迎えた2015年からコロナ禍の2年間を除き毎年開かれています。
岡村将志住職(59)=有海・新昌寺兼務=は「様々な年代の方が集う参加型のイベントとし、地域交流の場にしたいと続けている」と話し「多くの若い人たちが来場した。のぼりまつりをきっかけに、歴史や地域を知ってもらえるとうれしい」と願いを語りました。