2023年12月11日
山本家寛先生を偲んで新城吹奏楽団が定演
新城吹奏楽団の第97回定期演奏会~山本家寛先生を偲んで~が10日、新城文化会館大ホールで開催され、観衆を魅了しました。
音楽監督・常任指揮者として発足から楽団を牽引してきた山本家寛先生が1年前に享年84歳で亡くなりました。今回の定演では、山本先生の作品の演奏、娘・山本容子さんの演奏などで山本先生を偲びました。
会は山本先生作曲の「ファンファーレ2014」の演奏で幕を開け、代表作の組曲「山里」が披露されました。山本さんが奥三河を取材して作った「山里の朝」「さくらの春」「祭」「紅葉・月」「雪と木枯らし」の5曲からなります。山本先生が曲にした思いや情景を、原田美香恵さんの指揮のもと、団員らがていねいに表現しました。
山本容子さんは「アヴェ・マリア」をヴァイオリンで独奏しました。ステージには生前の山本先生が指揮する姿や家族旅行での笑顔などの映像が次々に映し出されました。演奏後には、山本先生親子への拍手が鳴り止まりませんでした。
河合秀明団長は「『山里』は20年前に演奏したが大変難しい曲。今回再び先生の曲を演奏できてよかった」と話しました。
再来年の5月の定演は、山本先生が1つの目標としていた100回を迎えます。OBを含めて100人のステージができないか検討しているそうです。
この記事へのコメント
前売りを購入し観に行ってきました。山本家寛(やかん)先生には在学中の授業でヴァイオリンをご教授いただきました(^^)v
Posted by EMG at 2023年12月11日 22:10
コメントありがとうございます。
ヴァイオリンですか。自分も授業を受けましたが、音楽鑑賞をした記憶しかありません。ただ、その後先生に教えていただいたことは数多くあります。忘れられない先生です。
ヴァイオリンですか。自分も授業を受けましたが、音楽鑑賞をした記憶しかありません。ただ、その後先生に教えていただいたことは数多くあります。忘れられない先生です。
Posted by ナツ at 2023年12月11日 23:35