2021年05月12日
東郷東小でお田植え踊り
「どうかこの苗すくすく育て・・・」
「お田植えうた」に合わせて踊り豊作を祈る「お田植え踊り」がきょう12日、まし東郷東小学校(森誠校長・児童数159人)の学校田約6㌃で行われ、早乙女姿と法被(はっぴ)姿の5年生児童28 人が息の合った舞を披露しました。
曇り空の穏やかだったきょう、児童を前に森校長は「お田植え踊りは長く続く貴重な体験。皆さんがこれまでの伝統を伝えることになります。いろいろな人に感謝しながらがんばってください」と話しました。この後、菅笠(すげがさ)とかすりの着物を身に着けた早乙女姿の女子児童とはちまきに法被姿の男子児童が横二列に並び、唄に合わせてゆっくりと舞いながら苗を植えました。
師匠と呼ばれる10人の米作り指導の地元の皆さんや他学年児童、保護者らが、5年児童の踊る姿をやさしく見つめていました。
中川洋子さん(10)は「泥の中は歩きにくかったけど、練習通りに上手に踊れた。おいしいお米を作れるようにこれからもがんばりたい」と笑顔でした。
師匠代表の山内康平さん(70)は「子どもたちは孫と同じような年。通学、行事などで子どもたちと触れ合う機会は多い。ただ、コロナ禍でふれあいの機会が少なくなっている。きょうは子どもたちと一緒に自分たちも楽しめた」と喜んでいました。
2002年に総合的学習の時間「米作り学習」の一環として始まったこの踊りは、今年20年目を迎え毎年恒例となっています。ただ、昨年は新型コロナ感染拡大のため学校が休校。中止となりました。そこで昨年5年生だった現在の6年生も14に踊りを体験するそうです。
この記事へのコメント
この地方は地域の方々の協力もあり、素晴らしい教育をしているなあと何時も感心してます。私も60年前ぐらい数年間通った長篠小学校を懐かしく思い出します。勉強は嫌いで出来なかったが、学校に行くのは楽しく好きだった。
Posted by maetetu at 2021年05月13日 07:08
コメントありがとうございます。
それぞれの学校に伝統があり、独自の取り組みがあって魅力があると思います。
自分も昔をなつかしく思い出すことが多くなりました。
それぞれの学校に伝統があり、独自の取り組みがあって魅力があると思います。
自分も昔をなつかしく思い出すことが多くなりました。
Posted by ナツ at 2021年05月13日 08:09