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2024年03月16日
宮本典幸さん「ふる里のあかり展」
木製ランプシェードづくり24年の宮本典幸さん(76)の作品展「ふる里のあかり展」がきょう16日から4月2日まで、設楽町小松のギャラリーCafe「杜のすみか」で開かれています。
ギャラリーには、ヒノキやスギを使った作品約40点が並ぶ。木製きのこを中心にランプを並べた大きなオブジェもあります。繊細な彫りと鮮やかな色で心を和ませる花や伊勢型紙模様の作品には明かりが灯り、会場全体が幻想的な空間になっています。
ここでの作品展は7回目。毎回大きな作品を出展していますが、今回は出展していません。
ランプの制作方法は、まずヒノキの皮をむき、乾燥させた後くり抜いて筒状にします。そこに電動ノコギリの一種ジグソーを使い、桜や伊勢型紙などをモチーフにした模様を描きます。最後に裏から美濃和紙を貼り彩色すると完成。明かりを灯すとくっきりと絵や模様が浮かび上がります。
「捨てられる端材や間伐材を何とか活用したい」と宮本さんは、設楽町神田の「工房もしかしたら」で、これまで500点以上制作しています。
【作品展】 店の営業に合わせ水・木・金曜日休み
【開催時間】 午前9時~午後4時まで(最終日は午後3時まで)
2024年03月16日
新城市がB&G財団と防災拠点設置の協定調印
新城市は14日、公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団と防災協定を締結しました。県内では初めて。
財団が2021年度からスタートさせた「防災拠点の設置および災害時総合支援体制構築事業」として、22年度から総額5400万円の支援を受けました。ハード事業としては、防災倉庫兼車庫(41平方㍍)1棟が整備され、油圧ショベル2台、スライドダンプ2台、救助艇1艇などの機材が配備されました。ソフト事業としては、小型重機を使った拠点研修、広域モデル救助艇研修などを実施しています。市は小型重機操縦資格を24年度までの3年間で60人の職員に受講させる予定。
この日、東入船の市役所公用車駐車場内の防災倉庫前で、協定書調印式と配備機材お披露目がありました。協定書に調印した菅原悟志理事長は「愛知県では初の防災拠点。今後全国で100箇所にしていきたい。機材などは普段から使って、災害に備えてほしい」と話しました。下江洋行市長は、事業に感謝するとともに「地域の防災力向上に努めたい」と述べました。
財団によると、現在35道府県54市町村への拠点設置を決めて整備を進めているそうです。