新城・勝手に応援隊 › 2024年03月05日
2024年03月05日
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有教館高校生が栽培した「応援花」市内全小中校に寄贈
新城有教館高校の生徒が育てたカーネーション「応援花(おうえんか)」が4日、卒業式を6日に控えた新城市内の中学校6校に10鉢ずつ寄贈されました。
園芸デザイン系列草花専攻の2年生8人が同校農場で栽培した「応援花」は「枯れても花が散らない縁起がよいがんばる花」ということで、「卒業する子どもたちを応援したい」との思いから贈呈することになりました。
2年の石川奏さんは「花摘みの作業が大変だったが、花の世話は楽しい。応援花は可愛くて小中学生-あげるのにはぴったりだと思う」と話しました。
「応援花」は、群馬県のカーネーション生産者が選抜した新品種で、生産者を知っていた同校の矢吹尚美教諭が懇願して昨年秋に2品種300本の苗を譲り受けました。農業を学ぶ高校としては国内で唯一許可を得て試験的に栽培しました。カーネーションの中でもとりわけ寒さに強く、暖房を一切使用しない環境の中で、真冬の寒い12月から鮮やかでやさしいピンク色の花を咲かせました。花は時間とともに白っぽくなっていきますが、6月ごろまでは次々に花が咲き長く楽しめるそうです。
「応援花」は、市内13小学校にも19日の卒業式前の14、15日に10鉢ずつ寄贈されます。