2017年07月25日
重症心身障害児と地域の子どもの「よくばり夏休み」
昨日24日西部福祉会館で、新城市から豊橋特別支援学校に通う重症心身障害児と同市小中学校に通う子どもたちが共に過ごす「しんしろ共育のよくばり夏休み」(新城市重症心身障害児等居場所づくり事業)の第1回目(全5回)が開催されました。
昨年から夏休みに合わせて行われているこの事業は、新城市基幹相談支援センター長の渡辺竜夫さんが実行委員長。この夏参加する重症心身障害児は6人、市内小中学生は毎回10人。「音」「イングリッシュ」「森」などのテーマで、子どもたちが一日一緒に体験します。
この日は、以前特別支援学校で美術教師をしていた新城市富栄の時野弘和さん(65)を講師に、和紙を絵の具の液にしばらく浸して開く「ぼかし染め」を体験しました。タオル大から畳2畳もある色鮮やか和紙のぼかし染めが次々に完成しました。
午後からは染めた和紙をゴミ箱やティッシュケースに貼りオリジナル作品を制作しました。
昨年に続いて参加した千郷中学校の照井美咲さんは、今年はこの日を含め3回参加予定だそうです。