2017年04月18日
奥三河への熱い思い・・・奥三河ビジョンフォーラム例会
一般社団法人奥三河ビジョンフォーラム(田村幹洋理事長)をご存知ですか?
20年以上奥三河を活動エリアに活動してきた奥三河ビジョンフォーラムが、2012年10月に一般社団法人化されて新たにスタート。奥三河エリアの地域活性化につながる事業を提案、実施しています。
昨夜(14日)、新城観光ホテルで、このフォーラムの例会が開催され、「里・郷からのおもてなし」のテーマで講演や情報交換が行われました。出席者は70人ほどでした。
最初は基調講演。豊橋鉄道㈱営業企画課長の鎌田俊一さんが「奥三河再発見-地域とともに」のテーマで講演されました。田口鉄道、乗合バス、奥三河観光協議会などを通した奥三河と豊橋鉄道との深い関わり、地域おこしを目的とし、地元の人との協力の中でつくる奥三河再発見ツアー(着地型観光商品)の現状と成果について語りました。地域の協力による大きな成果、情報提供などのいくつかの課題も提示されました。
現在、奥三河観光協議会が観光庁に登録申請中の「日本版DMO候補法人」スタートに向けてのアドバイスもありました。DMOは「デスティネーション・マネジメント・オーガニゼーション」の略で頭文字をとった用語。観光地域づくりを持続的戦略的に推進する、つまりかじ取り役を担うもの。認定された後、事業が軌道に乗ると正式候補法人に認定されます。
続いて行われたパネルディスカッションでは、学童農園「山びこの丘」の大石奈保さん、設楽町公共施設管理協会の後藤修一さん、東栄町観光まちづくり協会の大岡千紘さん、道の駅「豊根グリーンポート宮嶋」を運営する茶臼の里合同会社の村井忠市さんが、それぞれの取り組みと今後の夢を語りました。皆さんの情熱と努力、奥三河を愛する心が伝わってきました。



