2017年02月26日
車の安全祈願に一番ふさわしい神社・・・富岡の車神社
「車神社」は全国に2社しかありません。
一つは豊橋市植田町八尻にある「車神社」。
もう一つが新城市富岡の「車神社」です。
社名と社紋は同じですがが、関係があるかどうかははっきりしません。
25日、富岡の車神社にその由来を説明する看板が設置されました。
ふるさと遺産を保存する会と八名郷土史会が今年度地域活動交付金の支給を受けて設置したこの看板には、1583(天正11)年の棟札(むなふだ)から、かつて車大明神宮あるいは車大明神と呼ばれていたこと、祭神が現在の日本武尊(やまとたけるのみこと)ではなく大日霊尊(おおひるめのみこと)であったこと、社紋の車輪は神道の太陽神、仏教の法輪を意味するとされ、祭神の大日霊尊は馬車で天をかける日天(にってん)とつながりがあることなどが記され、最後に「まさに、車の安全祈願に一番ふさわしい神社です」と書かれています。
安形茂樹会長によれば、社名、社紋、祭神のすべてが車と関わる神社は全国でここだけだそうです。「これから区民に知ってもらい、町おこしのきっかけにしたい」と話します。