2024年12月05日
東海税務連絡協議会長賞受賞の荻野さん表彰
新城税務署は4日、千郷中学校を訪れ、管内の中学生から募った「税に関する中学生生の作文」で東海税務連絡協議会長賞を受賞した同校2年の荻野葵衣さん(14)に、表彰状を授与しました。
熊谷益良署長は「多くの作文の中で特に良く書かれたすばらしい作文です」と称賛し、表彰状と記念品を手渡しました。荻野さんは「受賞を家族みんなが喜んでくれた、父は『税について皆さんに知ってもらえることもうれしい』と話していた」と笑顔でした。
荻野さんの作文「縁の下の力持ち」には、市役所税務課職員の父親から「税金泥棒と言われたことがある」と聞き、税金について調べ、税金の使われ方とその大切さを学んだこと、決して税金泥棒ではないとわかったことなどが綴られています。「税金は隠れたところで私たちを支える縁の下の力持ち」とし「税金を知り、前向きに納税できる大人になりたい」と締めくくっています。
榊原ともみ校長は「夏休みに取り組む課題は多い。そんな中、希望者が積極的に参加してくれた。その姿勢からいい作品が生まれたと思う」と喜んでいました。
国税庁では税への関心を深めてもらうため、毎年次代を担う中学生を対象に税を題材とした作文を募集しています。今回、管内7校から74編の作文が寄せられました。