2023年09月20日
新城税務署 加藤修署長
この7月、新城税務署長に着任した加藤修さん(59)は「時流を読み取ってやっていきたい」と力を込めます。
職員には「使命とプライドを持つ」「毎日目標を持つ」「挑戦し自分の新たな能力を発見する」「効率よく働き自分の時間をつくる」「周りの人へ心配りする」「第一に健康である」ことを、署長の願いとして話しているそうです。
愛知大学の硬式野球部で体力を身に着け、忍耐・礼儀と感謝の心を学んだ加藤署長は、1988年に名古屋国税局に入局。岐阜北税務署、名古屋中税務署、清水税務署、津税務署など東海4県の税務署に勤め、国税調査官、統括国税調査官、総務課長、副署長などを務めました。2020年からは、名古屋国税局課税第一部で国税訟務官として2年、四日市税務署で特別国税調査官として1年、手腕を振るいました。
配属1年目、源泉所得税の未納整理で社長から1時間ほど怒鳴られたこともありましたが、誠意が通じて、後日謝りに来て納税してもらえたという思い出があるそうです。「資料調査課の仕事をした厳しい2年間が、その後の礎となった」と振り返ります。
「税のキャッシュレス納付、オンライン手続きなどを利用推奨し事業者の業務のデジタル化を推進していきたい」とし、10月1日から始まるインボイス制度(適格請求書等保存方式)については「説明、相談などを通して、丁寧な対応をして円滑に進めていきたい」と話します。
稲沢市から電車通勤。大河ドラマが好きで20年近く欠かさず見ています。これから管内の各所や史跡などを訪れたいといいます。
「育てていただいた方々への感謝を忘れず、後輩や今の職員を育てていきたい。皆さんの温かいご支援を得て、職員12人一丸となって頑張りたい」と目を輝かせます。

Posted by ナツ at 17:38│Comments(0)
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