2023年08月25日
「もくせいの家ほうらい」利用者が志多ら研修生と交流
長篠のNPO法人「もくせいの家ほうらい」(坂神とも江理事長)できょう25日、プロ和太鼓集団「志多ら」の研修生と利用者らの太鼓演奏を通した交流会が開かれました。
2009年開設された同法人は、就労移行支援・日中一時支援・就労継続支援B型・相談支援の事業を行っています。職員は10人、利用者は30人ほど。
参加した研修生は、2年目の山田美翔さん(豊橋市出身)、1年目の西村鴻志さん(新城市出身)、近藤愛さん(広島市出身)の3人。
3人は利用者らを前に、和太鼓演奏曲「明神山」を披露しました。迫力のある太鼓の音が会場に響きました。次に、希望した利用者15人がバチを手に太鼓の前に立ち、研修生の指導で一緒に叩きました。大小の音の出し方を体験し、好きなものの「名前に合わせ太鼓を叩きました。最後に「キリン、コーヒー、りんご」に合わせてみんなで叩く曲「フルーツアニマル」をその場で作って演奏しました。
大山英子所長は「どの利用者さんも表情豊かに生き生きと太鼓を叩いていて、びっくりした。喜んでもらえてよかった」と笑顔でした。
交流会は、研修生の西村さんが同法人のしいたけづくりのアルバイトに来ていたという縁もあって行われました。9月16日の志多ら新城公演のPRも兼ねています。
西村さんは「お世話になった皆さんの前で演奏できてうれしかった。これからも志多らの魅力を伝えていきたい」と話しました。