2023年08月24日
新城市小中高生「聞いてください私の話」
新城市の児童生徒が意見を述べる「聞いてください私の話」がきょう24日、新城文化会館小ホールで開催され、小学5年から高校2年までの児童・生徒23組43人が自分のことばで、地域・学校への思いや将来の夢などを語りました。
子どもの頃から自然や土いじりが好きだったという新城有教館高校2年の渡邊良悟さんは「僕の未来の農業」のテーマで、畑での野菜栽培で学んだことやその楽しさを話し、無農薬野菜の大切さと難しさ、食品ロスを減らす規格基準の緩和などについて述べました。最後に「農業の楽しさと喜びを多くの人に伝えるとともに、日本の農業を支えていきたい」と力強く語りました。
サッカー大好きな八名小5年の安形美結さんは、「自分をみがくサッカーノート」のテーマで発表しました。自分の得意、苦手、練習・試合の反省、日々の気づきなど、自分と自分がノートの中で話しながら成長できたとし、県大会優秀選手に選ばれた技術も動画で紹介しました。「ノートを通して自分を磨くことができた。できることを精一杯やり、周りへの感謝を忘れないようにしたい」と話しました。
この催しは、発表力やコミュニケーション能力向上をねらう市のアクティブ事業の一環で今回が25回目です。
下江洋行市長は「自らの言葉で語った皆さんの純粋で素直な気持ちが、私たち大人の心にしっかりと届いた」と称賛しました。
最後に、学校教育課の手賀慎参事が「今年は初めてアイパッドを使っての発表も行われた。わかりやすい資料、提示のタイミングなども大事な話す力。きょう学んだことをもとに、ますます話す力に磨きをかけてほしい」とエールを送りました。