2022年10月27日
有教館高生徒が軽トラ市で販売活動
新城有教館高校(牧野美和校長)の専門系ビジネス創造系列3年生10人が23日、新城中央通り商店街で行われた「しんしろ軽トラ市」の「道の駅・もっくる新城」ブースで、食品ロスをなくすことを狙いの一つとする販売活動を行いました。
校内に直接パンや弁当を販売する購買スペースをもつ道の駅「もっくる新城」は、生徒が考えたメニューの弁当を販売するなど、同校とコラボ企画を積極的に進めています。
SDGs(持続可能な開発目標)について学んでいる生徒らは、食品ロスを減らすために「もっくる新城」で在庫の多い食品の販売に協力しようと考え、今回の活動を企画しました。最高3割引の販売価格を設定し、POPも考えました。販売活動は初めてということで、販売練習も行いました。
この日生徒たちは、揃いの法被姿で巨峰玉ゼリー、納豆せんべい、ライスチョコ「ときめいて福島」など6品目を販売しました。「おいしいお菓子を安く提供します」「食品ロス削減にご協力ください」と声をかけると、来場者が足を止め次々に購入していました。
鈴木英彦さんは「人前でする行事はあまりないので、事前にしっかり準備してきた。いい経験になった」と話し、越知天翔さんは「食品ロスをなくしたいと声かけすると『がんばってね』などと言ってもらえうれしかった」と笑顔でした。
コロナ禍のためこれまで校外活動に制限があり、現3年生にとって軽トラ市での販売活動は、これが最初で最後になりました。