2022年10月17日
家康の母・於大の方のブロンズ像を鳳来寺本堂へ移転安置
姉妹都市提携の証として36年前に東浦町から鳳来町(現新城市)に贈られた徳川家康の母親・於大(おだい)の方のブロンズ像が16日、地元有志らにより門谷の観来館の展示場所から鳳来寺本堂に期限付きで移転安置されました。
東浦町生まれの於大の方が松平広忠と結婚し、同市鳳来寺の峯薬師如来に子授けを祈願して誕生したのが徳川家康。姉妹都市連携は、歴史的な縁で結ばれ、ブロンズ像はその象徴。
ボランティアガイドの高田孝典さんや地元の小笠原則彦さんら有志が、来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」放映に合わせ「少しでも多くの方に於大の像を拝観してもらいたい」と実施しました。
この日、市から借り受けたブロンズ像(像高48㌢、幅30㌢)が慎重に輸送され、鳳来寺の藤本高仝住職の祈祷を受けた後、参拝場所にある賽銭箱の右奥に設置されました。
1986年に贈られたブロンズ像は、町役場で保管後、1995年完成した「観来館」に飾られてきました。大河ドラマ放映後は再びこの場所に戻るそうです。