2022年09月24日
作手高松の古民家で結婚式
作手高松の巴川沿いの山あいにある岡田均さん(74)の古民家で23日、ゲストを証人として誓いを立てる人前式結婚式が行われ、台風接近の雨のなか集まった仲間ら約60人が2人の門出を祝いました。
式を挙げたのは、名古屋鉄道勤務の牧宏和さん(32)とフリーランスCGデザイナーの牧明子さん(42)=旧姓・髙橋=。知人の岡田さんのところに度々訪れていた宏和さんが自然あふれるこの場所が気に入り、結婚式を挙げたいと申し出て実現しました。
羽織袴の新郎と白無垢の新婦が拍手のなか入場して始まった式は約30分。あいさつや誓いの言葉、鏡開き、乾杯などが行われ、終始和やかな空気に包まれていました。新郎による能 「猩々」の披露もありました。
2人は「自分たちの手でアットホームな式にしたいと思っていた。普段とは違う古民家という場所で素敵な体験ができ、人生の良き記念日になった」と笑顔で話していました。
岡田さんは7年前の2015年、パートナーのエステティシャン・土喰(つちくれ)ひとみさん(56)と自然豊かな場所で生活しようと、名古屋市からこの地に移住してきました。旧製材所と民家を備えた約1980平方㍍の敷地を購入し、自らのデザインでリノベーションし、庭やギャラリーも造りました。
この古民家での結婚式は今回が2回目。3月にも予定が入っているそうです。
【問い合わせ】 土喰さん ☎090―5855―9202