2021年04月25日
1年2か月ぶり新城市ほうらい吹奏楽団が特別演奏会
新城市ほうらい吹奏楽団(星野吉和団長)がきょう25日、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じた上で特別演奏会「始動、今!」を新城文化会館大ホールで開催しました。1年2か月ぶりの開催で「生演奏はいいなあ」とあらためて思いました。
人数制限した会場で、団員の皆さん46人(川合智子さんは賛助会員として参加)は「ジブリメドレー」「吹奏楽のための組曲」「星影のエール」「ドラゴンクエスト・コンサートセレクション」などを、コロナ禍に翻弄(ほんろう)された1年2か月を振り払うように演奏しました。観衆からは大きな拍手が送られました。今回は3ステージの内1ステージをアンサンブルとし、クラリネット5重奏、サクソフォン4重奏、打楽器6重奏なども披露しました。
星野団長は「久しぶりの演奏会。ライブ配信もあったので疲れたが、うれしかった」と1年2か月ぶりの演奏会に安堵の表情を浮かべていました。
楽団はこれまで年2回の定期演奏会や様々な地域イベントでの演奏会を行ってきましたが、コロナ禍による緊急事態宣言、自粛などにより、昨年2月9日の定期演奏会以後、屋内での発表会、イベント演奏会は中止となっていました。
指揮者・音楽トレーナーの村田真弓さんは「コロナ禍の中、様々な壁をクリアして発表会を開催でき、とにかくうれしい。団の存続のかかった開催だった。これで何とか一歩が踏み出せた」とホッとしていました。
楽団は、12月26日に第18回定期演奏会を予定しています。