2020年06月08日
新城市初の中学生軟式野球チーム「新城スピリッツ」がスタート

新城市では初となる中学生対象の軟式野球クラブ「新城スピリッツ」(秋元研二代表)が4月発足しました。
新型コロナウイルスの影響で遅れていた初練習がきのう7日、有海緑地公園野球場で行われ、生徒たちが基礎練習に汗を流しました。
新城市には、これまで小学生対象の野球クラブはありましたが、中学生対象のクラブはなく、地元の中学校野球部で野球を続けるしかありませんでした。ただ、少子化や競技の多様化により、野球部員が減少し、公式戦に合同チームでしか参加できず、練習も思うようにできないといった問題が出てきました。
そこで、軟式野球に励む中学生によりよい環境を提供しようと、小学生対象のヤングスターズのスタッフが中心となって「新城スピリッツ」を立ち上げました。
現在メンバーは3年生8人、2年生4人、1年生9人の21人。その中には設楽中の生徒や女子生徒もいます。
この日、内野ゴロを軽快にさばき、キャプテンにも選ばれた新城中3年の川合律輝君は「いろいろな学校の子がいるので、これから1つのチームにまとめていきたい」と目を輝かせていました。
秋元代表は「中学3年間で野球技術を磨くだけでなく、自分から考え動ける子になるよう人間教育にも力を入れたい」と話しています。
練習は、土、日に東郷中グラウンドをメインに行いますが、コロナ対策のため東郷中グラウンドを使用できない間は、有海野球場で日曜のみ行います。
情熱あふれる野澤教良監督を中心に、野球経験者の小林明弘さん、浅井裕介さん、筒井靖智さん、原田敏行さんが指導します。


