2019年02月04日
節分の日「アマゴ釣り」解禁

清流に春の訪れを告げる「アマゴ釣り」が、豊川水系の寒狭川(中部漁協区)で3日解禁しました。2日には宇連川も解禁。中部地区では最も早い解禁です。
寒狭川中部漁協(川合藤夫組合長)は、布里堰堤から大輪までの流域を管轄し、本流の源氏橋から出合橋まではルアー・フライ専用区となっています。前日寒狭川本流と支流巴川に18㌢~20㌢のアマゴの成魚350㌔を放流してこの日を迎えました。今後300㌔を3回に分けて追加放流するそうです。3月31日には親子アマゴ釣り教室が行われます。
昨日3日朝の気温はマイナス2度。凍りつくような寒さの中、まだ暗い早朝から清流に竿を伸ばした釣り人の皆さんが、イクラを餌に次々とアマゴを釣り上げていました。場所によって30匹を超える人もあれば、ほとんど釣れない人もいました。
40年近くこの日に来ているという豊田市の後藤訓正さん(75)は、前日朝7時から場所取りをし、仲間と酒を飲み、車で寝ながら夜明けを待ったそうです。「ここは川がきれいでいい。朝のうちに30匹ほど釣れた」と笑顔でした。
この日は特別解禁として「アマゴ釣り大会」が行われ、豊橋市の河辺勝さんが31㌢の記録的なアマゴを釣り上げて優勝しました。
2位は豊川市御津町の大図弘満さん(66)で、27・8㌢のアマゴを釣りました。「初日は最高に気分か高まる。今日は30匹ほど釣れ2位にもなれてよかった」と喜んでみえました。
アマゴ釣りには遊漁券が必要で、一日券(1000円)と年券(5000円)があり、管内の遊漁証販売所で購入できます。
<問い合わせ> 寒狭川中部漁協 ☎0536-36-0222

