2018年06月25日
奥三河九条の会が特別企画対談

23日は「沖縄慰霊の日」でした。奥三河九条の会(石倉義喜共同代表)主催のアーサー・ビナードさんと田村正幸さんの対談「きょうの沖縄、あしたの日本」が新城商工会館で行われました。
滞日28年、広島在住のアーサー・ビナードさんはアメリカ合衆国ミシガン州出身の詩人、翻訳家、エッセイスト。著書も多く講演活動も行っています。
田村正幸さんは、大阪で暮らしていましたが、職場の仕事がハードで倒れ、何と死に場所を求めて沖縄へ。2014年からヘリパッド建設に抗議する反対運動に参加。現在沖縄東村高江で山羊を飼い生活しています。
2人は、沖縄の現状や沖縄の人々の本音、アメリカ軍基地などについて冗談を交えながらそれぞれ持論を語り、参加者らは熱心に聴き入っていました。
印象に残っているのは、ビナードさんが対談の中で、チャーチルの「過去をより遠くまで振り返ることができれば、未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう」のことばを引用し、「50年過去を振り返る人は、50年後の未来も見通せる。本質は何かを考えたい」と語ったこと。田丸さんの話の中では「自分の地元の人を変えていくことが、世の中を、日本を変えていくことになる」と話したこと。
奥三河九条の会は、毎月、会報を発行する他、定期的に学習会や映画会を開き、憲法のあり方などについて話し合っています。