2021年11月03日
黒田の山本満保さんが「子どもから大人まで夢中になるスライド映写機の世界」出版
新城市黒田の山本満保さん(81)が8日、昭和の時代に人気を集めたスライド映写機を紹介した「子どもから大人まで夢中になるスライド映写機の世界」(つむぎ書房)を出版します。A5判、白黒110㌻。定価1760円(本体1600円+税10%)。アマゾンなど、ネットではすでに予約を受け付けています。
第1部で、スライド映写機の進化や仕組みを紹介。
第2部では、自身所有の映写機の中から、ロールフィルム系18台、マウントスライド系30台、計58台を選び、その機能や特徴などを写真入りで説明。
第3部は、所有する約310巻のスライドの目録や保存状況などを紹介しています。
山本さんは、70歳のときネットオークションで、スライド映写機が昭和の工芸品として多数出品されていることを知り、早速スライドとともに購入しました。以来その魅力にはまり、現在60台以上を所有しています。子どもたちにも知ってもらおうと、コロナ禍前までは、地元小学校で授業後スライド教室を開いてきました。
「スライドと映写機の魅力をより多くの方に知ってほしい」と、山本さんは本の出版を考え原稿を作成。2019年12月商業出版が決まりました。以後修正に修正を重ねました。「写真の撮り直しから細かな数字やアルファベットの統一など、これまで味わったことのない困難な作業だった」と振り返る山本さん。「記録に残すことで自分も納得できる。スライドと映写機の魅力を将来に伝えることになればうれしい」と話します。
山本さんは、時習館高校、東京教育大卒業後、家庭裁判所調査官として活躍。著書には「暮らしと教育 this・it・that これ・それ・あれ」「深閑とした山中に先人たちの息吹が通う 秘境の民俗神たち」があります、
【問い合わせ】 山本満保さん ☎0536-26-0206
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Posted by ナツ at 17:15│Comments(0)
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