2018年02月12日
田峰観音に行ってきました
毎年11日か12日に田峰観音に行っています。
今日12日、行ってきました。田峯地区も田峯小学校も田峯城も・・・ほとんど「田峯」ですが、田峰観音はのぼりなどが「田峰」。
毎年、田楽や奉納歌舞伎をじっくり見ることはありません。今日は歌舞伎の日ですが、込みそうなので、やっぱり早めに行きました。お参り後お札をもらって、子供三番叟をちらっと見てお土産を買って帰りました。
まつりの時は雪が降ると言われます。今日もうっすらと雪が積もり、雪が舞う時間がありました。
設楽観光協会のホームページに詳しく載っています。
田峰観音奉納歌舞伎
『・・・正保元年(1644年)、日光寺が焼失してしまいした。田峯の村人たちは日光寺を再建しようと、段戸山から木を伐とりだし、承応3年(1654年)に新しい日光寺が完成しました。ところが、再建資材の中に御林(幕府が領有した山林)で伐採したものがあると、代官の耳に入ってしまったのです。
御林検分に赤坂(現在の豊川市)の代官がやってくることになりました。盗伐の重罪を科せられる危機に直面した村人たちは、観音様に「村が3軒になっても、お祭りには必ず芝居を奉納しますから、田峯の村を救ってください」と願をかけたところ、実地検分の日が旧暦の6月というのに、段戸の山は大雪で入れず「こんな寒いところへ木を伐りだしにはこないだろう。」と、代官は途中で引き返し、田峯村からは一人の罪人も出さずにすんだということです。
以来、田峯の人たちは、戦時中も休むことなく奉納歌舞伎を続けているのです。』