2023年09月17日
四谷千枚田で要注意外来植物駆除活動
横浜ゴム新城工場社員と新城市職員が13日、同市四谷の千枚田で要注意外来生物に指定されている「アメリカセンダングサ」「セイタカアワダチソウ」の駆除を行いました。
横浜ゴムの生物多様性保全チームが千枚田で取り組む活動に、地域交流体験研修として市職員らが初めて加わりました。チームから15人、市から中堅職員が10人参加しました。三河地区でオートバックスをフランチャイズ展開するクライム(豊橋市下地町)から2人が駆けつけました。チームとはこれまでも共に保全活動を進めています。
参加者は、千枚田の頂上と中段の2か所の駐車場周辺に生えた外来種を、根元から引き抜いて袋に詰めました。暑い日差しを浴び、汗びっしょりになっての作業を終えると、30袋(約200㌔)ほどになりました。多くがアメリカセンダングサでした。
横浜ゴムの夏目泰孝係長は「千枚田のビオトープ維持と抜根作業を今後もやっていきたい。これからもご協力を」と呼びかけました。
鞍掛山千枚田保存会の小山舜二会長は「わずかな時間で多くの駆除ができた。放っておくと何ともならなくなる。たいへんありがたい」と感謝しました。