2023年07月17日
四谷千枚田に等身大のリアル案山子登場
日本の棚田百選にも選ばれている四谷千枚田に16日、等身大のリアル案山子(かかし)が今年も登場しました。
制作したのは設楽町の「チームTAKO」の6人。チームは毎年、千枚田の整備・保全を続ける鞍掛山麓千枚田保存会の小山舜二会長に制作した案山子を届けていて、今回が7作目。丸八製菓が、知名度向上や足を運んでもらうきっかけとなればと協力しています。
昨年制作した昭和30年代の農家の庭先の風景を再現した案山子たちを入れ替える形で展示されたのは、「千枚田の五平餅」。長靴を履いた百姓姿の4人のうちの、3人が形を作ったり、焼いたりして五平餅づくりをしていて、1人が一升瓶を抱えて寝ています。細部までこだわり、まるで生きているようなリアルさで存在感を示しています。
リーダーの村松一志さんは「五平餅をテーマにしたのは初めて。納得できるものができた」と笑顔で話した。小山会長は「毎年案山子に千枚田をにぎやかにしてもらっている」と感謝します。
設置された場所は、棚田下の駐車場、道路からすぐで、見学しやすいばしょです。