2024年03月13日
時習館がマスターズ甲子園愛知大会で初優勝
元高校球児が出身校別になつかしい母校のユニホォームで出場するマスターズ甲子園の第７回愛知大会(県高校野球ＯＢ連盟主催)の決勝戦が９日、豊橋市民球場で行われました。初出場の時習館が９－３で中部大春日丘を破り、みごと初優勝を飾りました。
今大会には19校が参加し、時習館は19～49歳の卒業生によるチームで臨み、西尾、刈谷を強打で破り、準決勝で国府を７－４で倒し決勝に進みました。
決勝戦で、好調の時習館打線は、１回に６安打で５点を奪うと、３回には中沢寛也選手（24）の本塁打などで点を加え、最後まで有利に試合を進めました。
チームの主将で、現在母校の監督でもある彦坂祐志さん（35）は「ＯＢ同士の縦のつながりを作り現役生の応援をしたい」と参加を決め「出ることに意味があり、優勝は考えなかった」と振り返ります。ただ、母校のユニフォームを着て試合する中で「同じユニホォームで世代を超えて戦えることに幸せを感じ、ノリと勢いが生まれ、優勝することができた」と喜びを語りました。
今年11月に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で行われる本大会には、県選抜チームが出場し、メンバーには時習館選手６人が名を連ねます。
