2023年12月04日
過疎集落・須山の花壇に花文字
海老須山地区の市道須山線沿いにある住民手作りの花壇にこのほど、パンジーやハボタンを植えた花文字「おいでん」がお目見えしました。
装いを新たにした花壇は、幅7㍍、奥行き2・5㍍。黄、紫、橙色などのパンジー160株で4文字を表現し、花壇を縁取るようにハボタン30株が植えられています。
今年の花文字は「おいでん」(『いらっしゃい』の意味)。ふるさと須山に、そして祭りに来てくださいという歓迎の気持ちが込められています。花文字は、今年も正月に帰省する人たちをやさしく迎えてくれそうです。
花植えを続けている地元の集落12戸でつくる明るい農村づくり委員会(夏目保夫会長)のうち、今年は夏目会長と妻の弥生さん、大脇千佳子さんの3人が植えました。昨年シカによる食害があったことから、シカの嫌う光るテープで囲いました。
委員会は2016年11月から毎年12月第2日曜に開催される須山聖観音大祭に合わせ文字を変え植えています。これまで「おかえり」「ふるさと」「祝れいわ」「がんばる」「よろこび」「迎すやま」などが描かれてきました。