2024年05月10日
東陽小児童がサツマイモの「つるさし作業」
東陽小学校の3年生児童20人が9日、総合学習の一環として校区豊岡の畑でサツマイモの「つるさし作業」を行いました。
地元の清水忠雄さん(70)が所有する畑では毎年、同校の3年生を招待してサツマイモの収穫体験を行っています。今年は「つるさし」も体験してもらおうと声をかけ実現しました。
児童らは、清水さんや応援に来た住民らから手順を聞いた後、準備された畝に1人4本ずつ配られたつるをさしていきました。住民らも手伝いました。サツマイモの種類は「紅はるか」と「安納芋」の2種類。
小野田彩乃さん(8)は「初めての体験。虫が出なくてよかった」と言いつつ「収穫するのが楽しみ」と笑顔で話しました。
見学に来た近くのグループホーム利用者らは「子どもたちはかわいいねえ」「戦争中学校でイモを作っていたことを思い出す」などと話しながら、活動を優しい眼差しで見つめていました。
作業後、児童らは地区の公民館でサツマイモをご馳走になり、地元住民らと交流しました。
清水さんは「子どもたちに様々な体験をしてほしい。こうした地域の住民との交流の場も大切にしていきたい」と話しました。