2024年09月27日
鳳来寺小でラリー特別教室
プロのラリードライバーによるラリー特別教室が26日、新鳳来寺小学校(白井淳子校長)で開催され、勝田範彦選手と槻島もも選手が全校児童48人と保護者ら計約70人にラリーの魅力を伝えました。
教室では、愛知県出身で全日本ラリー最多「9冠王者」を誇る勝田選手と助手席でドライバーの走りを誘導するコ・ドライバーの槻島選手(初代アルパインスターズアンバサダー)が、一般公道を時速200㌔で走るラリーの過酷さや魅力を語りました。ナビ役のコ・ドライバーの重要性とドライバーとの信頼関係の大切さも伝えました。
運動場には、簡易のコースが設けられ、勝田さんがワールドラリーカー(GRヤリス)をデモ走行しました。激しいエンジン音や土を撒き散らしてのドリフト走行に、児童らから歓声が沸き起こりました。
助手席に乗った植田真吾教諭は「憧れのラリー車に初めて乗ったが、後輪が安定していて安心して乗れた。車内でも勝田さんは気さくで、貴重な体験ができた」と喜んでいました。
6年の川合梨心さんは「土煙が上がってすごくかっこよかった。去年ラリーカーが家の前を通って行ったが、カラフルできれいだった」と話しました。
FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024が11月 21日(木)から 24日(日)に愛知県と岐阜県で開催され、新城市も22日に会場の1つとなります。この教室は、ラリージャパンを子どもたちに知ってもらい、地域の機運を盛り上げようと、市がトヨタ自動車、ラリージャパン事務局などの協力を得て実施しました。