2021年01月16日
真冬の市役所に「はるかのひまわり」
きのう15日、市役所1階通路に阪神大震災由来の種から育てた「はるかのひまわり」が設置されました。設置したのは、市民グループ「花いっぱいプロジェクト」の紙谷充昭代表(35)。
紙谷代表は、千郷中学校から受け取った種を約3カ月前から新城高校のプランターなどで育て、市役所の通路や正面入り口に、奇跡のひまわり6輪を飾りました。小さい花ですが、真冬に咲かせるのはすごいですね。
通路には、千郷中をはじめ、大震災の被災地となった兵庫県神戸市渚中学校や岩手県釜石市釜石東中学校、鵜住居小学校のほか、豊田市益富中学校の子どもたちが寄せ書きした横断幕を掲示。「皆さんが防災意識を高めるきっかけになってほしい」と話していました。
ひまわりは、阪神淡路大震災で犠牲となった少女はるかさんが発見された場所に咲いたひまわりで、絵本「はるかのひまわり」にもなり、日本中から共感を得ました。
その後、復興のシンボルとして東日本大震災の被災地へ種が渡り、全国各地へと広まりました。
被災地の中学校から種を譲り受けた千郷中学校では、紙谷代表とともに「奇跡のひまわりプロジェクト」を発足し、防災意識を高める活動に参加しています。
Posted by ナツ at 17:34│Comments(0)
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