2020年11月17日
障がい者作品の卓上カレンダー販売中
社会福祉法人新城福祉会「レインボーはうす」がこの度、オレンジピント「一点モノ工房」(新城市町並)を利用する重度の障がい者らが描いた季節感のある絵をもとに卓上カレンダーを初めて制作し、販売を開始しましたた。制作には、町並のプログラミング教室 ・のんほいラボ(藤本忍代表)が協力しました。
カレンダーは月めくりでCDケースサイズ。手先が不自由だったり、細かな仕事が苦手だったりする障がい者ら7人が、奥三河の四季折々の自然や文化などを描いた作品が収められています。
生活介護事業を行うオレンジピントでは、昨年10月から利用者らが描いた絵を貸し出す「レンタルアート」を始めました。重度の障がい者らにやりがいを持たせ、様々な人とふれあいの機会を増やしていこうという試みで、多くの事業所、企業が利用しています。
その一つ奥三河観光協議会観光案内所のスタッフが選び毎月飾られてきたレンタルアート作品が今回のカレンダー作品となっています。
支援員で工房代表の荒川淳矢さん(33)は「障がいの方は閉鎖的になりやすいので、いろいろな場で活躍していることを多くの方に知ってほしい」と話します。
カレンダーは、限定500セットで、価格は600円。収益はすべて利用者に支払われる。販売場所は、観光案内所、レインボーはうす、レインボーのお菓子やさん、西部福祉会館、オレンジピント。
<問い合わせ>
オレンジピント・荒川 ☎080―1563―3369