2017年02月26日
災害時に備え可動型手押しポンプ製作
昨日25日、井代公民館で「可動型手押しポンプ製作ワークショップ」がありました。
新城市の鳳来東部地域(東陽小学校区、鳳来東小学校区)を元気にしようと活動を始めた東陽社中(櫻井剛代表)主催。災害時の生活用水確保のために、軽くて電気のいらない手押しポンプを作り、地域の防災・減災力アップを図ろうというもので、同市地域活動交付金の支給を受けています。
このワークショップを中心になって計画準備をしたのは、花田栄治さん。現在中学1年の長男・創士君が、小学5年の夏休みに自由研究で手押しポンプを作ったのがきっかけ。災害時に備え、持ち運びや設置が容易で市販のものに負けない強力なポンプを作りたいと、妻の香織さんのお父さん、つまり義父の西村幸男さん(豊川在住)に設計を依頼。試行錯誤を重ねて、4.5mの高さまで水を吸い上げることができる手押しポンプを製作しました。
この日参加した18人は、きちんと準備されたキット化した部品を慎重に組み立て、4時間ほどで8基の手押しポンプを完成させました。地元の三河材を使ったポンプは高さ84㎝。片手でも持つことができる軽さです。完成後、高さ2m余りの滑り台で試運転。手でハンドルをこぐと、勢いよく水が飛び出し大成功。
お父さんと一緒に参加した新城小2年の丹羽春陽さんも「楽しかった」喜んでいました。
花田栄治さん、香織さん、西村幸男さん、ありがとうございました。