2016年09月29日
奥三河地域雇用創造協議会が特産品開発公開セミナー開催
昨日28日、つくで田舎レストラン「すがもり」で、奥三河地域雇用創造協議会(会長・広瀬安信新城副市長)主催の平成28年度上半期事業報告会兼特産品開発公開セミナーがありました。
関係者や飲食店主ら約20人が参加して行われたこのセミナー。市内西入船の京料理店「大文字」店主・浅田利彦さんのお話で始まりました。作手のトマト、八名丸、鳳来牛など地元特産品を活用した料理についてお話で、特にトマトについては、トマトを煮込んだトマトおでんを持参し、酸の強さをどうコントロールして納得してもらえる味にするか、その方法や難しさについてプロの立場から話されました。外国料理にはない日本の昆布やカツオの出汁の素晴らしさ、最近の料理が前に出過ぎていることなど、勉強になりました。後から、季節感を味わう和食、京料理は3回「走り、盛り〈旬〉、名残り」食べたいとお聞きしました。
浅田さんのお話の後は、同協議会が開発したトマトのファルシ、ミネストローネ、トマトチーズ春巻き、甘酒トマトシェイクなどトマトメニュー12品が紹介され、試食させていただきました。どれもおいしいものばかり。甘酒トマトシェイクは軽トラ市でもいただいた私のお気に入りです。
同協議会は、平成26年12月から厚生労働省委託事業(実践型地域雇用創造事業)として雇用拡大・人材育成セミナーなどの事業を進めていて、3年間で150人の雇用創出をめざしています。今年度が最後の年で、これまでに110人の雇用を創出しているそうです。これまでの大きな成果を思うと、あと半年しかないというのは残念です。
この特産品開発公開セミナーに続き、観光開発公開セミナーを明日30日午後1時30分から、新城地域文化広場ふれあい会館で開催するそうです。
Posted by ナツ at 17:27│Comments(0)
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